出場わずか84分も代表招集…森保監督「全く問題ない」 出番減でも“懸念一蹴”で示した信頼
10月W杯最終予選のメンバー発表
森保一監督率いる日本代表は10月3日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・サウジアラビア戦(11日@ジッダ)、オーストラリア戦(15日@埼玉)に向けたメンバー27名を発表。所属クラブで出番を減らしているキャプテンMF遠藤航(リバプール)の招集に関して「一言で言うと、心配はしていない」と絶大な信頼を語った。 【一覧リスト】森保ジャパンが「世界13位」 “ドイツ超え”ランキング「言葉を失った」 31歳の遠藤は今季リバプールの新指揮官に就任したアルネ・スロット監督の下では、オランダ代表MFライアン・フラーフェンベルフが台頭していることもあって、ベンチを温める時間が長くなっている。9月の代表招集時に出場時間はわずか1分だったが、その後も出番は限られ、現時点での公式戦出場時間は84分となっている。 この点に関して、森保監督は「一言で言うと、心配はしていない。試合数からすれば彼は公式戦に出ていないのは考えないといけないが、日常から世界選抜のようなチームメイトとしのぎを削って高いインテンシティーのトレーニングをしていることだけでも、試合に向けたコンディションは整えられると思う」と懸念を一蹴している。 さらに指揮官は、31歳遠藤の経験値に絶大な信頼を寄せ、「プレー判断にもいろいろな引き出しがあると思うし、その経験を使ってもらいながらプレーしてもらえば全く問題ないと思う」と話し、前回招集時を振り返り「試合勘としてもゲームをコントロールしながら適切なプレーをしてくれた。長谷部コーチが今は加わっているが、彼も現役試合になかなか試合に出られない中でも代表で戦った経験がある。その中で彼なら十分にできると太鼓判を押しているし、日本代表としての経験も見させてもらっている中で全く問題ないと思う」と見解を述べている。
FOOTBALL ZONE編集部