大栄翔、御嶽海圧倒しV戦線に踏みとどまる「攻めるしかない思い」 1差でトップを追走
◆大相撲 ▽夏場所13日目(24日、東京・両国国技館) 西前頭筆頭・大栄翔(追手風)が会心の相撲で4敗を守った。元大関で西前頭7枚目・御嶽海(出羽海)を相手に猛然と突いて出て、一気に押し出した。「負けても(いいので)、攻めるしかないという思いでした」との言葉通り、迷わず前に出た。 トップの大関・琴桜(佐渡ケ嶽)と新小結・大の里(二所ノ関)を1差で追走する。優勝経験のある実力者の大栄翔だけに、期待は広がる。ただ「先頭で走っているわけではないですから。一日一番やるだけです」と無欲を強調した。
報知新聞社