≠ME 河口夏音

TV LIFE webで連載中のコラム「≠ME 河口夏音のええ絵映画と…」。≠ME（ノットイコールミー）は指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループで、＝LOVEの姉妹グループとして誕生した。そのメンバーである河口夏音さんは映画鑑賞が趣味ということで、これまでに見てきた作品の中でも特にオススメのものや影響を受けたものについてご紹介いただきます。さらに文章だけではなく、得意のイラストも添えて作品の魅力をお届け！　第24回は「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」（2013年）について、想いを語っていただきました。 ＊＊＊ やっほー！　なっちゃんこと河口夏音です！ ついに≠ME 全国ツアー2024「やっと、同じクラス」完走しました!!　今文字を打っている私はまだツアーファイナル前なので、ドキドキワクワクしています。最高の公演になっていたらいいな！ そして、9thシングル「夏が来たから」が8月28日（水）に発売されます！　大好きな夏！ノイミーの夏!!　夏音の夏!!!　にしましょう!!!!

タイムトラベルしようとクローゼットで試みる河口夏音

今回紹介する映画は、「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」です！ タイムトラベル系のコメディ／恋愛映画なのですが、映画に限らずタイムトラベル系の物語が大好きなので見てみたら人生の素晴らしさを知る最高の映画でした。 冴えない主人公ティムは21歳の誕生日に、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があると父から知らされる。ティムは戸惑いつつも、恋人探しや違う人生の模索のためにその力を駆使。その中で、大切なことに気づき始める…。 タイムトラベル、誰もが一度は憧れたことありますよね！　私もあの時こうしていたらなー…と思う時も、あの時こうしていたらどうなっていたんだろう…タイムトラベルができたらな～と思ったことが何度もあります。 でもこの映画を見て気づいたことは、タイムトラベルができたとしても人生には良いこともあれば悪いこともあるということです。それも人生において必要なことなのだと思います。うまくいかなかったことも、時間が経てば良い思い出や笑い話になることもあると思います。 例えば私は、デビューステージの「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」ですっごく悔しい思いをしたんですよ。全然うまくいかなくて、自分の不甲斐なさにとっても落ち込みました。でも、その経験があったからこそもっとパフォーマンスが上手になりたい！　と悔しさをバネにしてきたので、今考えたら必要な経験だったと思います。 お気に入りのシーンで、1日を同じようにもう1回繰り返すシーンがあるのですが、そこで緊張や不安で気づかなかった人生の素晴らしさに気がつくんですよ。私たちは過去の時間をもう一度繰り返すことはできないけど、意識したら主人公と同じように身の回りの小さな素晴らしさ、日常の幸せに気づけるのかなと思います。 映画内で「今を精一杯生きて素晴らしい日々をかみしめよう」というせりふがあるのですが、本当にその通りで。一度しかない人生、後悔しないよう大切に生きたいと思いました。 私は今の人生、全く後悔してないです！　違う道に進んでいたらメンバーや支えてくださっているスタッフさん、そして皆さんにも出会えなかったと思うと、絶対嫌です！　アイドルだからこそできる経験がありますし、今ノイミーにいられて本当に幸せです。そんな日々が当たり前ではないと思うので、今を精一杯生きて素晴らしい日々をかみしめていきたいと思います！ 愛、家族、幸せ、人生が詰まっている映画「アバウト・タイム～愛おしい時間について～」、ぜひ皆さんもご覧ください！ ＜PROFILE＞ 河口夏音 ●かわぐち・なつね…2001年7月29日生まれ、獅子座、AB型、広島県出身。趣味：映画鑑賞、特技：ゾンビの真似。主演短編映画「霊感のある同級生」が秋葉原UDXで開催される映画祭で上映されるなど多岐にわたり活躍中。2023年に紅茶検定を取得。 ≠ME ●ノットイコールミー…指原莉乃がプロデュースを手掛けるアイドルグループ。＝LOVEの姉妹グループとして誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名が付けられた。