大分のホーバー船長ら7人不起訴 訓練中の事故報告怠った疑い
大分区検は3日、大分空港(大分県国東市)と大分市を結ぶ水陸両用の乗り物「ホーバークラフト」の訓練中に起きた事故を国土交通相に報告しなかったなどとして、船員法違反の疑いで書類送検された船長ら7人を不起訴処分にした。理由を明らかにしていない。運航会社の大分第一ホーバードライブ(大分市)は4日に記者会見し、詳細を説明するとしている。 大分海上保安部は2日、大分空港の発着場で3月に発生した2件の事故を船長2人が国交相に報告しなかった疑いと、2人を含む7人が航海日誌に航路などを記載するのを怠った疑いで、11月27日付で書類送検したと明らかにしていた。処分意見は公表していなかった。