小中学生の21.1%が眠る直前までスマホ 「ニフティキッズ」が睡眠に関する調査
スマホを触りながら寝落ちする、ということもなくはないが、やはり睡眠不足の原因になる。子ども向けサイト「ニフティキッズ」(ニフティ・東京)の睡眠に関するアンケート調査によると、小中学生の21.1%が「眠る直前までスマホを使用」していた。 小中学生を中心とした「ニフティキッズ」を訪問した子どもたちを対象に、7月23日~8月26日に調査を実施、2837人の回答をまとめた。平日の睡眠時間は小学生は8時間、中学生は7時間という人が最も多い。睡眠時間が「足りていない」という回答は、小学生では51.7%、中学生では64.9%まで増加。その理由で最も多かったのが「なかなか寝つけない」という回答で、「YouTubeなどの動画を見ている」と「スマホをいじっている」など、脳が刺激を受けていることも寝つけない原因の一つになっているようだ。 スマホを使っている人は、スマホで何をしているかたずねると、1位から「LINE・メール」、「動画を見る」「SNS(X・Instagram・TikTok)」、「ゲーム」の順。スマホは寝るどのくらい前まで使っているかという質問には、2割の小中学生が「眠る直前まで」、6%が「スマホを触りながら寝落ちする」と回答した。 睡眠不足の影響については、小中学生の65%以上が「朝起きられない」「あくびが出る」と回答したほか、「集中できない」「いらいらする」「元気が出ない」など、大人同様日中の生活への影響は少なくないようだ。