【賃貸の洗面所にひと工夫】狭くて暗い賃貸でもアートや花で癒しと明るさをプラス
鏡の中の自分をごきげんに 洗面所が家の中で一番好き!
皆さんは、自宅の洗面所にどのくらい愛着がありますか? リビングやキッチンに目が向けられがちな家の中で、洗面所が特にお気に入りという方のお宅を訪問!こだわりのインテリアや収納の工夫にたっぷりフォーカスします。
狭くて暗い賃貸でもアートや花で癒しと明るさをプラス
賃貸のマンションを探していたとき、岩佐さんは偶然にもリノベがされていて、タイル張りの洗面所が備わった物件を見つけ、即入居を決めたといいます。「ただ、昼でも自然光が届かず暗いのが、住み始めて感じたマイナス点でした」 そんな場所だからこそと、インテリアスタイリスト魂がメラメラと燃えます。 「リビングに花を飾るときは、そのうちの1~2輪を洗面所にも。壁には額装した写真家アレック・ソスのポストカードや、ヴィンテージのアートピースを飾り、シンク回りにはアクセサリーや小物を並べています。シンプルな洗面所もかっこいいけれど、うちの場合はそれだと寂しくなってしまうので、あえて彩りや華やかさを加えるように意識していて、気分によって飾る花やアートも替えています。楽しい気分になれる洗面所で身支度をするたびに、よし、今日も整った!と気持ちが引き締まります」──インテリアスタイリスト 岩佐知布由さん
●インテリアスタイリスト 岩佐知布由さん インスタグラム(chifuyuiwasa) 広告やカタログのスタイリングや、ショップ、モデルルームのディスプレイを手がける。
水回りだけに、あえて水辺のアートを
写真家アレック・ソスの個展に行った際に手に入れたポストカードを壁に。 「湖畔の写真なのですが、勝手に自分で『風呂場への案内』と呼んで、浴室の横に飾っています(笑)」
シンクわきは収納であり、ディスプレイの場
歯ブラシとチューブを入れているのは、専用の入れ物ではなく、デザイナー鵜川大のオブジェ。よく使うアクセサリーやアロマ、ヘアアクセなどは、お気に入りのトレイにディスプレイ。 「わずかなスペースですが、実用としてはもちろん、お気に入りの小物を愛でる、癒しの場所にもなっています」