アウトバーンは130キロで走行しても遅くて流れを止めることも!? 安全かつスムーズな走り方をドイツ在住ジャーナリストが解説【みどり独乙通信】
アウトバーンではゆっくり走るのが安全とはかぎらない
以前であれば、空いている夜を走るときはかなり楽しいハイスピード走行を楽しんでいたのですが、ガソリン価格が高騰するにつれて、最近は空いているときでも最高160~170km/hまでに抑えるようにしていました。フランスで110km/hや130km/hに慣れると、空いているときならそれくらいで走っても全然イライラしませんし、むしろ空いているときはそのスピードでも十分速く感じてしまいます。 ドイツの速度制限解除区間にて、全体的にそこそこのハイスピードで走行しているときに自分が130km/h前後で走ると、運転の仕方によっては流れを止めかねなくてかえって危険な場合もありますので、流れに乗ってスムーズに運転をすることを心がけています。 約10時間、1100kmもの距離を聖子ちゃんや明菜、ユーミンなどといった昭和の懐メロを大音量で流しながらひとりで走り切り、午前3時半ごろ、無事に自宅へ到着しました。大量の荷物を降ろし、激狭立体駐車場に駐車し、ベッドへなだれ込んで眠りにつきました。 ところで、トヨタ「ヤリス」はフランスでも製造しているのですね。民泊のオーナーのバーバラさんの愛車である、赤いヤリスの屋根に「Made in France」と大きく記載されていました。彼女はル・マン24時間レース中、ずっとトヨタを応援していたのも納得です。 長いル・マン編にお付き合い頂きまして、ありがとうございました! さて、次はどこへ?