水俣病被害者団体との再懇談 熊本県独自でも懇談実施へ
7月に実施予定の水俣病関係団体と環境省の再懇談を踏まえ、熊本県の木村敬知事は、県独自でも懇談の場を設ける意向を示しました。 木村知事 「県主催の懇談につきましては、水俣病被害者支援者連絡会から申し出をいただき、開催する方向で日程調整をしております」 木村知事は、7月10日、11日に開催予定の環境省の再懇談の後に県独自の懇談も実施する準備を進めていると、12日の会見で述べました。 5月1日に提出された被害者団体からの要望書に対し、問題解決に向けた回答の場にすることに加え、環境省との再懇談で出た意見も踏まえ県への意見を聞き取る場にしたいとしています。 木村知事 「5月1日の懇談の失敗の原因は、事前に団体の方と丁寧に相談を環境省がされてなかった、私たちもそこに乗っかっただけなので非常に手抜かりだったんですけど、環境省ではなく県とは話をしたいという人がいるかもしれないですし、そういうところは丁寧にやっていく」 なお、木村知事は、7月の環境省との再懇談にも同席する予定です。