タンブラーに入れ「ゴクリ」、平壌冷麺マニアが殺到…韓国コンビニで品切れ
【07月09日 KOREA WAVE】韓国のコンビニ業界が、丸ごとキュウリのキムパプや平壌冷麺スープの飲料など、ユニークな夏季限定食品を発売し、注目を集めている。外食価格の上昇を受け、自宅で安価に食事を楽しみたいというニーズと面白い商品を求める「ファンシューマー(fun+sumer)」の関心が重なり、こうした珍しい商品が品切れになる事態になっている。 業界によると、GS25が6月20日に発売した平壌冷麺スープは、7月1日時点で累積販売率(出庫量のうち販売された量)が93%に達した。最近の5日間(6月27日~7月1日)の売り上げ伸び率は、発売初期の5日間(6月20日~24日)と比べ152%だった。 この商品は、麺や具材なしで平壌冷麺のスープの味を楽しめる飲料で、そのまま開けて氷入りのカップに注いで飲むことができる。平壌冷麺のスープが、夏の喉の渇きや二日酔い解消に人気がある点に着目し、企画された商品だ。 商品開発担当者(MD)によると、ソウルの4大平壌冷麺店の味を基に味を再現し、平壌冷麺の愛好者を対象にブラインドテストを実施し、万人受けする味を選んだという。 GS25は、市販の平壌冷麺が2万ウォンに達する「ヌードルフレーション」が続く中、自宅でも手頃な価格で平壌冷麺を楽しみたいとの顧客のニーズを捉えることができるとみている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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