Hey!Say! JUMPの髙木雄也が着る、“艶のある”大人の着こなし術 PART2
ワイドラペルのダブルブレスト、チェンジポケット、タータンチェック柄といったブリティッシュトラッドを彷彿させるジャケットはまさに男らしさの象徴でありながら、そこに女性らしいエレガンスを薫らせて。
ブークレ糸で紡ぐシャネル調ツイード、しかもグレー×イエローのやわらかなニュアンス配色は、繊細な美意識と敬意があってこそ。 個性の薫るジャケットを主役に、他は品よくピュアホワイトで統一。
■ 『PAOLONI / パオローニ』 ダークトーンの柄on柄で、妖しげな艶を纏う
オーセンティックでありながら、着心地のよさにこだわり続けるブランドだからこそ。無理のないリラックス感から、大人の余裕が叶う。 千鳥格子にウインドペンを合わせた、まさにイタリアの感性で紡がれた素材は、デザイナー自ら、生地メーカーを巡りセレクトしたという。上質なウールにポリエステルを混ぜ、シワになりにくさを実現。さらには日本人の体型を統計に取り、採用した袖付けは、まるでカーディガン感覚とも言えるほど、軽い着心地を生む。
上品なミドルグレーのジャケットを中心に、ダークカラーでトーンダウン。仕上げに幾何学柄のストールで、柄ミックスすれば、ミステリアスな色気が醸し出されて。
■ 髙木雄也さんインタビュー 「ファッションも生き方も、“自由”でありたい」
平成生まれのアイドルグループとしてデビューし、今年17周年を迎える髙木雄也さん。クールな表情とその艶っぽさで、当時からセクシー担当と言われてきたが、今回の撮影では、より一層大人な表情を魅せてくれました。 時折、踊るようにポーズする姿は、まるでステージを見ているようで! スタッフ一同ドキッとしました(次回更新で、必ず!)。真っ直ぐで、多くを語らない男っぽい一面の中に、まさかの天然エピソードが出てくる、出てくる(笑)。そんな自由を愛しながらも、しっかりと“自分”がある髙木さんだからこそ、難易度の高いジャケットも、サラリと着こなせてしまうのかと。
── 個性のあるジャケットでしたが、どれも髙木さん色に染まってました! 髙木雄也さん(以下、高木) LEONといえば、“色男”のイメージ。頭で考えず、着た時の気分で撮影に挑みました。どのジャケットも新鮮でしたが、とくにイエローのチェック柄のジャケットみたいなのは、初めて。少し“冒険”でした。 ── 冒険? ところで私生活で最近、冒険というか“やんちゃ”してます? 髙木 やんちゃなのかはわからないですが、友人にツッコまれるのは“手ぶら”すぎること、ですかね。 ── 確かに今日も手ぶら、ですよね!? 髙木 身軽でいたいんですよ。いつも自由でありたいというか。だから、荷物はほとんど持って出かけない。いつも手ぶら。たとえ海外でさえ、ポケットで事足りますから(笑)。パスポートと財布とケータイさえあればいっか、みたいな。 ── 海外に、スーツケース持って行かないんですか??? 充電器とか……。 髙木 持って行かないですね。必要なものがあれば現地調達すればいいし、あとは充電器も、友達誰か持ってるでしょ(笑)。でも仕事の時は、スタッフさんが驚くから。一応カモフラージュ用に、スーツケースを持って行くこともあります。中身“空っぽ”ですけどね。