大塚裕土&黒川虎徹(アルティーリ千葉)対談「東海大卒“キャプテン・ブラザーズ”が語るBプレミアへの思い」【バスケ】
Bプレミアライセンス交付でモチベーションが膨らんでいる
『月刊バスケットボール2025年2月号』にて、アルティーリ千葉の特集を企画。その中で掲載している大塚裕土と黒川虎徹の対談を一部ご紹介!2人は東海大の同窓生。年代は違うものの、大塚が現キャプテンで黒川は大学4年時にキャプテンを務めていたという共通項がある。2人はどんな関係性を作っているのか、Bプレミア決定をどう受け止めているのか、直撃した。 ――Bプレミア参入が決まりましたね。 大塚 アルティーリ千葉ができるときにそこが一つのターゲットでミッションの一つだったので、決まってホッとしています。テツ(黒川)をリクルートするときも、今の若いトップ選手が所属したいチームの一つのポイントがBプレミアライセンスだと思っていたので、当時はもちろん見込み状態でしたけど「大丈夫だよ」と話させてもらっていたんです。うそをつかなくてよかったなと(笑)。 大学生たちは、例えば『バスケットLIVE』やテレビで見える部分だけで、あとは問い合わせて聞くしか情報がないですからね。自分の目で見られるものがあまりないまま進路を決めなきゃいけない難しい状況で、そういう説明をさせてもらっただけに、決まってよかったです。 黒川 自分はもともとB1でやりたい気持ちがあったんですけど、アルティーリ千葉はB1に上がる力があるし将来的にBプレミアに入れると思って、そういうクラブを選んだ方が自分のレベルアップになると思って決めました。自分の中で、ころころ所属クラブを変えずに長くいたいという思いもあるので、選んだアルティーリ千葉のBプレミア入りが決まったことは本当にうれしいです。
――やっぱり意欲も膨らんでいますか? 大塚 クラブができる以前から長くプレーしてくる間に、日本でバスケットボールがすごく認知されるようになりました。お客さんも入ってスポンサーもついて、盛り上がってきたのをすごく実感しているので、Bプレミアになったらさらに大きくなるだろうという期待ももちろんあります。将来のことは今はわからないですが、Bプレミアを経験して終わりたいなというのも一つのモチベーションになっています。 黒川 僕はルーキーという立場で今シーズンをプレーしているんですけど、Bプレミアになったときにチームの主力としてしっかり出たいという気持ちがものすごく強いです。まずは今が大事なんですけど、その先も見据えて進んでいけることでモチベーションが膨らみますね。