え!白髪染めで「より老ける!?」なんて…。奇跡の67歳・天野佳代子さんが教えるヘアケアの正解。 「一生ハゲない」ための頭皮ケアとツヤ髪になる「白髪ぼかし」
「奇跡の●●才」というキャッチフレーズ、おそらく目にしたことがあると思います。 その実際の年齢と見た目のギャップの衝撃度でいえば、クイーンオブ「奇跡の●●才」といっても過言ではない!「奇跡の67歳」と呼ばれる美容ジャーナリスト・天野佳代子さんをご存じでしょうか? 天野佳代子さんは美容業界歴40年の67歳。美容誌の編集長などを経て、現在は美容ジャーナリストとして活躍しています。年齢を裏切る美肌で「可愛すぎる!」と話題になり、66歳で始めたYouTubeチャンネル『天野佳代子のオトナ美容【歳をとるのは怖くない】』はチャンネル登録者数はもうすぐ10万人。 業界で知らないものはおらず、その美容メソッドに注目が集まり、最新の著書も続々重版が決定。 そんな天野さんに「薄毛」「白髪」といったリアルなヘアのエイジング問題についてお伺いしました。
大人の髪はお悩みが多発! 「清潔感」「ツヤ」を死守するには?「髪にこそ投資せよ」
―年齢を重ねると、白髪、薄毛、髪質の変化など髪の悩みが深刻になってきます。 髪の状態は年齢とともに変化していくもの。細く傷みやすくなって、乾燥が進みます。それによって、カラーのもちが悪くなったり、直毛だった方でもうねりがでてきたり…。抜け毛も多くなりますね。 その理由は、女性ホルモンの低下、頭皮の毛穴の変形、毛髪自体の変化など様々です。髪は見える面積が広い分、印象を大きく左右するパーツ。大人こそ手間とお金をかけるべきだと私は思います。
―大人世代がヘアケアで意識すべきポイントはどんなところでしょうか。 何より重要なのは「清潔感」。お悩みが顕著になってくるからこそ、手をかけないとボサついて一気に老けた印象になります。 あとは「ツヤ」ですね。髪のツヤが顔の印象にも影響するってご存知でしょうか。髪にツヤがあると光に当たった時に、そのツヤが肌に反射して顔の色もトーンアップします。
衰えてからでは遅い!50代からは「一生ハゲない」ための頭皮ケアがマスト
―薄毛対策として「50歳以降の頭皮ケア」を推奨されていますが、詳しく教えてください。 はい。50歳以降、「一生ハゲない」ためには頭皮ケアがマストです。衰えが目立ってきてからでは間に合いませんから、今日からケアを始めましょう。と言っても頭皮ケアの方法は難しいものではありません。いつものケアに2つのステップを取り入れるだけでOKです。 まず1つめは頭皮クレンジング。顔をクレンジングするのと同じ感覚で、毛穴に詰まった皮脂や汚れ、スタイリング剤をきれいに落とします。こうすることで、健やかな髪が育つ頭皮環境が整います。 あとは頭皮用の美容液。これは朝晩の1日2回つけるのがおすすめです。血行がよくなるように頭皮を優しくヘッドマッサージをしながら、美容液の成分を全体に行き渡らせるように塗布するといいですよ。育毛を促進し、うねりも抑えてくれます。