地元紙も報じる福井とブースターの一体感…創設2年目での盛り上がりに島田チェアマンも驚嘆
12月19日、Bリーグ・島田慎二チェアマンのポッドキャスト番組『島田のマイク』第216回が配信。リスナーからの手紙の紹介と、同番組に協賛している『全国ドライバー応援プロジェクト』について語った。 【番組を聴く】まさかのハプニング発生!?リスナーからのお便りも盛り沢山『島田のマイク』第216回 福井のリスナーからは、B3時代から続いていた福井ブローウィンズのホーム41連勝が11月17日のアルティーリ千葉戦でストップしたことについての手紙が届いた。「自力で上回るチームに1勝1敗だったので、僕はよくやったなと思っています」と振り返りつつ、「他のブースター仲間たちは号泣していました」とファンの熱量の高さを伝えてきた。 この1年間で複数のB1アリーナを訪れた経験を持つリスナーは「手前味噌で大変恐縮ですが、福井の方が熱量と一体感がすごいなと感じています」と自信を持って福井の盛り上がりを評価。応援の様子は地元紙・福井新聞の社説でも取り上げられ、「新しい風を福井に呼んだのはチームだけれども、吹かせ続けているのは間違いなく県民」と報じられたという。 この急成長ぶりに島田チェアマンは「私の感覚で言うと、2年目で、そこまで会場の熱量が高まって盛り上がっている状況は信じられないんですよね」と感心を示す。「(千葉ジェッツに関わっていた頃)今のような空気感を作るのに、少なくとも私は当時3~4年、場合によっては5年ぐらいかかったんじゃないかな」と振り返りながら、わずか2年でここまでの盛り上がりを見せる福井の成長スピードを高く評価。その背景には「リーグ間でも勉強会とかね、集客とか、そういうことをみんなでやりあっている」と、ノウハウの共有が進んでいることを指摘しつつ、「(以前に比べてバスケの盛り上がりが)スピードが上がる構造にはなっているものの、人の心を動かすというのは、そんなに機械的に処理されるものではない」と、福井の独自の取り組みを称えた。 番組後半は『全国ドライバー応援プロジェクト』の特集として、“かもしれない運転”をテーマに、トラックドライバーの安全運転への取り組みが紹介された。島田チェアマンは「想像力のある人って優しいと私は思っているんですよ。基本的に相手にこれを言っちゃったら傷つくかなとか。ここで誰かが出てきたら危ないから気をつけようってことも共通している」と、“かもしれない運転”の本質に触れた。 今回のエピソードでは、島田チェアマンが『ちばアクアラインマラソン2024』でのリスナーとの偶然の出会いや次回参加への意気込み、また今後予定されているBリーグの決算発表などについて語られた。
BASKETBALL KING