「食らいついて12位以内目指す」 兵庫大、3度目の全日本女子駅伝へ
２７日に仙台市で開かれる「第４２回全日本大学女子駅伝対校選手権大会」に兵庫大（兵庫県加古川市）の女子駅伝部が３年ぶり３度目の出場を決めた。選手らは「力のある他校の走りに食らいついて目標とする１２位以内を目指す」と意気込んでいる。 【写真】全国大会に向けて意気込む兵庫大女子駅伝部のメンバーら 同部には１２人が所属。９月末に神戸しあわせの村（神戸市）であった予選を兼ねた「関西学生対校女子駅伝」に出場。全国大会に出場できる上位１校（シードの３校を除く）の枠を目指し、１８校で競った。 ６区間３６キロのコースで争い、１区の大西文香選手（２年）が６位発進すると、２区樽本知夏選手（１年）が区間賞の好走で勢いづけた。主将で３区の長岡あず選手（４年）以降は全体の３位をキープし、シード校を除く最上位で全国大会の切符をつかんだ。長岡主将は「早い時期からコースの試走を繰り返してポイントをつかんでいた。全員が理想的な走りができた」と振り返った。 １７日には、樽本つぐみ監督と選手ら計５人が加古川市役所を訪問し、全国大会出場を岡田康裕市長に報告した。樽本監督は「自分たちのレースを序盤から展開し、後半に粘る走りができれば」と強調。長岡主将も「どの区間を任されてもチームに流れをもってこられる走りを見せたい」と力を込めた。（宮崎真彦）
