AKB48を卒業する岡部麟がファースト写真集 『エスカルゴ』を発売!「ファンには『1週間くらいショックだった』と言われました(笑)」
――実際に中身もすごかったです......。 岡部 でも週プレのグラビアも、アザー写真集と言ってもいいぐらい。写真集の表紙にしようか悩んだものとか、惜しくも入れられなかったものがたくさんで、こっちも自分の中では宝物。どちらも買ってほしいです! ――撮影のエピソードを聞いていこうと思うんですけど、日立市(茨城県)で写真集の撮影って珍しいですよね。 岡部 私の地元なんです。茨城県代表としてAKB48に入ったから、地元にありがとうの意味を込めました。それと茨城は魅力度ランキングが低いから、いばらき大使としてアピールしたいなと。撮影した海水浴場は小さい頃から毎年家族の年賀状用写真を撮ったり、中学の頃は学校の体操着で海に入ったり、思い出が詰まった場所なんです。12月でめっちゃ寒いはずだけど、ハイになってほとんど寒さを感じなかったです。 ――沖縄の海とは違う良さがありました。 岡部 あとは、ロケにカメラマンの(中村)和孝さんが撮影したローラさんのスタイルブックと、小嶋(陽菜)さんと白石(麻衣)さんの写真集を持っていったんです。撮影の前日に見て、こんな表情があるんだって自分の中でイメージを膨らませたり、こんな紙面になるのかなってワクワクしたり。 ――お守りみたいな感じですかね。 岡部 撮影中は和孝さんから口を半開きにって、100回ぐらい言われました(笑)。そっちのほうが自然な表情になるよって。でも私、クセで力が入っちゃうんです。普段の生写真撮影が体に染みついていて、あれって口が半開きだと使われないから。 ■ほかを追うのではなくAKB48らしく ――間もなくAKB48を卒業しますね。 岡部 AKB48としての活動はもうやりきったなと。最初は5年くらいで卒業しちゃうかなと思ってたんです。大学も続けたいと思ってたし。それがAKB48で選抜に入りたいと思って、芸能界を続けたいと思って、だったら10年やろうって決めました。センターにはなれなかったけど、自分だけを見てもらえる写真集が作れたので、もう全部満たされたかなって思います。 ――11月に卒業発表してから今までどんな日々でしたか? 岡部 自分がいない歌番組とかCDジャケットを見たりすると、切なさとかなんとも言えない複雑な感情が来たりするんですけど、卒業前にこのグループの偉大さを感じながら過ごせているのはすごく良かったなと。