「風向きを変えたい」と発言したことは全くない…斎藤元彦知事、県幹部の証言との違いは平行線
小橋浩一前理事も、斎藤氏が告発を「うそ八百」と指摘した3月27日の記者会見後、第三者委員会による調査を進言したと証言していたが、斎藤氏は「進言された認識はない」と否定した。
「業務上の指導」
パワハラ疑惑について、斎藤氏はこれまで、机をたたいて叱責(しっせき)したり、付箋を投げたりする行為は認めたが、「(パワハラかどうかは)百条委が認定することだ」などと答弁してきた。
25日も、「業務上必要な範囲で指導した」などと説明。知事選の期間中、街頭演説で「パワハラは行っていない」などと発言したことについては、「社会通念上の範囲を超え、暴行罪などに該当するようなことはしていないという意味だった」と話した。