チェルシー加入後の18ヶ月で評価は大幅ダウン……ムドリクは今季もまだ本領を発揮できないのか
気になるウイングの序列
2023年1月の加入から1年半。チェルシーで難しい時間を過ごしてきたのがFWミハイロ・ムドリクだ。 チェルシーは獲得に8900万ポンドもの資金を投じたが、今のところはハズレと言うしかない。加入時は市場価値も6000万ユーロあったが、今では3500万ユーロまでダウン。今季から指揮官がエンツォ・マレスカに交代したが、ムドリクは変われるだろうか。 英『Football Fancast』もムドリクの序列を心配していて、今夏にはウォルバーハンプトンからFWペドロ・ネトも獲得している。ネトは左のウイングにも入れる選手で、昨季はリーグ戦で2ゴール9アシストの成績を残している。 また、左にはラヒーム・スターリングもいる。右サイドではレフティーのノニ・マドゥエケがプレシーズン中に結果を出しているだけに、スターリングとネトは左に回る機会が増えるかもしれない。 ムドリクはドリブル突破を1つの武器としてきたが、それも昨季は81回トライして39回の成功と、そこまで成功率は高くない。ここまでの18か月は何も持ち味を出せていないと言えるが、今季こそは違う姿を見せられるか。
構成/ザ・ワールド編集部