【阪神】藤川新監督 大山悠輔は春キャンプ〝特守漬け〟「周りの選手にも響けばいい」
阪神・藤川球児監督(44)が4日、大阪市内のホテルで行われたトークショー終了後、報道陣の取材に応対。国内FA権を行使した上で、チーム残留を決めた大山悠輔内野手(30)を、2月の春季沖縄キャンプ(宜野座)では〝特守漬け〟にするプランを示した。 FA期間中の残留交渉を通じ「大山とはコミュニケーションがとれるようになった」と語る青年指揮官は「一、三塁の選手は基本的にシーズン中は練習量が落ちてしまうので、キャンプでは基礎練習をしっかりやってもらう」ことを、大山本人にも既に通達。30歳という年齢も踏まえた上で「長く現役を続けるためには一塁、三塁の選手はしっかりフットワークを動かすことが重要」との考えを明かした。 評論家時代は各球団のキャンプ地を訪問し、特にソフトバンクの主力選手たちの練習量に感銘を受けたという。「強いチームは主力選手ほど練習している。個人ではなくチームの文化。(前身の)ダイエー時代から続く伝統ですよね」常勝軍団へのリスペクトを口にした上で「僕は大山という選手の、動かない心の強さをすごく信頼している。その彼に刺激を入れることで、周りの選手にも響けばいい」と若虎たちの模範であり続けることを求めた。
東スポWEB