北朝鮮外相、日米韓など威嚇「相応の代価を支払うことに」…国連制裁の監視組織設置を非難
【ソウル＝小池和樹】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の崔善姫（チェソンヒ）外相は１９日、日米韓などが北朝鮮に対する国連制裁の履行状況を監視する新組織を設立すると発表したことについて、「非合法的な主権侵害で、糾弾する」とする談話を発表した。 【写真】北朝鮮兵がロシアの訓練場で装備品を受け取る様子
日米韓など１１か国は１６日、４月に廃止された国連安全保障理事会の専門家パネルを代替する組織の設置を発表した。崔氏は「米国主導の制裁は新たな経験ではなく、誤った判断だ」と強調し、１１か国を名指ししながら「必ず相応の代価を支払うことになる」と威嚇した。
