小池都知事が定例会見(全文1)都庁内店舗で紙ストローの使用実験を実施
東京都の小池百合子知事が21日午後2時から都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】東京都・小池百合子知事が定例会見(2018年9月21日) 」に対応しております。
夏の時差Biz実施の結果について
東京新聞:それでは知事の定例記者会見を始めます。冒頭、知事のほうからよろしくお願いします。 小池:よろしくお願いいたします。今日は私から3本、まずご報告をさせていただきます。まず時差Bizに関してであります。まず夏の時差Bizの結果からお伝えしたいと思います。7月の9日から8月10日まで、約1カ月間、今年は鉄道事業者、それから企業にご参加いただきまして、時差Bizを実施いたしました。で、鉄道事業者には都営交通の大江戸線、それから東京メトロ、【東急電鉄 00:01:56】、それぞれ早朝の時間帯に臨時列車を増発していただきました。また、参加企業には期間中に時差出勤やテレワークを取り組んでいただきまして、例えば駅で飲食品を配布するといったようなオフピーク通勤者への応援も行っていただいたところであります。で、夏の時差Bizが終了ということでございますけれども、参加企業数は昨年の夏の時差Biz、そのときの2.5倍、約800社に達しました。それからアンケートから推計いたしますと、実際に企業で時差出勤、それからテレワークなどに取り組まれた方、これが18万人程度ということになりました。取り組みの結果につきましては、今も改札口のデータを含めた効果の検証を行っております。で、ここではちょっとその辺をご紹介するんですが、アンケート調査結果の一部、ご紹介したいと思います。 まず時差Bizという言葉、知っていますかという答え、問いで、7割を超える方、認知をしているとの回答をいただいております。それから参加された方々からは、朝とか夕方の時間帯、有効に活用できたとか、自分の働き方を考えるきっかけになったといったようなご意見をいただいております。それから今回、時差Bizに参加されなかった方からのご意見についても、例えば時差Bizに対する【***(音飛び)00:03:41】ついて伺ったところ、69%の方が意義のある取り組み、もしくはどちらかというと意義がある取り組みと回答いただいております。 その上でじゃあ参加しない理由は何と伺ったところ、いつも同じ時間帯で通勤したいんだという声、それから会社の勤務体系の整備が不十分であるとか、それから子供たちの送迎とタイミングが合わないもので、などといった声をお寄せいただいて、うん、なるほど、そういうこともあるよねという感じでございますが、これからも時差Biz、テレワーク、それからサテライトオフィスなどの取り組み、いっそう進めてまいります。多くの皆さま方から参加いただけるように、これからも工夫を重ねながら取り組んでまいりたいと思います。 次に今後の時差Bizでありますけれども、11月に快適通勤プロモーション協議会、こちらのほうを実施いたします。ここで夏の時差Bizで積極的、先進的な取り組みを行った企業の皆さまを表彰いたします、今年も。私から時差Biz推進賞を授与することといたしております。それから今年度は新たに冬の時差Bizも期間を設けて行いますけれども、冬の通勤時間というのは寒いということから、どうしても厚着になりますよね。そうなると体感的な混雑率が上がるというものであります。そのために来年の1月21日から2月1日、2週間ですけれども、冬の時差Bizを実施することといたしまして、そのときも鉄道事業者、そして企業の皆さまに協力を呼び掛けていくという考えであります。 やはりこういうことは官民が連携した取り組みが多くの方々の共感を呼ぶということになりますので、昨年よりさらにいっそうムーブメントの輪が広がるということを感じております。それから引き続き今年度の目標が参加企業1000社でございます。この夏、800社までいきましたので、このあと冬にかけて、また新た、加えて1000社を目指していきたいと。これによってより多くの方々の時差Bizへのご参加を重ねてお願いしたいということでございます。