小池都知事が定例会見(全文1)都庁内店舗で紙ストローの使用実験を実施
都庁内店舗で紙ストロー使用実験を実施
それから2つ目は、ストロー。紙製のストローであります。日本はストローにもこういう包装をして。書いてあります。【ちょっといいかも、地球のために 00:06:45】。これ、「チームもったいない」のストローであります。これを、もちろん目的はプラスチックごみを削減するというその取り組みの一環になるわけですが、このまずは隗より始めよということで、都庁舎内の店舗で紙ストローの試行、実験っていいましょうか、試行をするということでございまして、皆さんもぜひいらしていただきたいと思います。海洋プラスチックごみはご承知のように世界的な、今課題となっているわけですけれども、プラスチックの問題というのはこれ、1つ1つ考えるとすごい広がりがあります。で、そこでまずは1つのきっかけとしてこのストローから取り組んでいこうということであります。 じゃあ、どうするのということで、プラスチックストローに代わる方法は、昔はそれこそストローのもとになった麦を使って、ちゅっというのがありましたけれども、そのあと紙ストローっていうのがあって、そのあとプラスチックということだと思いますけれども、代替品とすれば、すぐこの、あるという、目の前にあるというので言うならば、この紙によるストローということになるかと思います。ほか、どこですか。イタリアじゃないけれども、どこかでニュースでやっていましたよね。スパゲティのなんかが、マカロニか。マカロニみたいなのでちゅっと吸うとか、いろいろ今は試行錯誤のところだと思いますけれども。 で、それで、この都庁内の店舗のご協力を得まして、この紙ストローを試験的に提供することといたしました。今回、ご協力いただくのは、第一本庁舎の1階に、UCCコーヒーが2つ店舗を構えておられます。それから第二本庁舎の2階には、タリーズ、タリーズコーヒー都庁店というのがございまして、来月10月の1日から31日までの1カ月間で、アイスコーヒーなどの冷たい飲み物を注文された方に、この従来のプラスチックストローに代えて、この紙ストローが提供されるということであります。紙ストローを使用された実際の感想など、アンケートとして回収いたしまして、そして結果を取りまとめて広く公表してまいりたいと思います。 今はそれぞれの業界の企業が、1つ1つの企業が、かなりいろんな知恵を絞っているところでありますけれども、そこをどういう形で都庁として後押しをしていくのかというのを考えていきたいと思います。広く関係の業界の皆さまにご参考にしていただきたいと思いますし、ぜひ、皆さんもこの機会に紙ストローでお試しをいただきたいと思います。私も試行に先立ちまして、協力店舗で紙ストローを試してみる予定といたしております。 それから先日発表いたしました、プラスチックストローに代わるアイデアの募集ですけれども、来月の末まで行っております。業界関係者の方でもいいですし、それからお子さまが、このプラスチックストローって、そのあとどうなってるのって、ウミガメの鼻にがっとはまった写真もとても刺激的なところもありますし、きのう、ツーリズムのEXPOっていうのがありましたけれども、有名なボラカイ島ですか、島々が、観光客が訪れ過ぎて、そしてプラスチックごみでいっぱいになって、素晴らしい自然が失われてしまって、結局、島を閉鎖するとか、そういう例も多々あるわけでありまして、この問題は非常に、例えば私も環境大臣のときに、日本海側の、例えば石川県の能登半島っていうのがちょうどゴールポストみたいになっていて、あそこにぶわっと、日本海側のごみがたまるんですね。それから、太平洋側のほうは、今度は日本のごみや、それから漁具ですね、多いのは、それがずっと流れて、そして3.11のときもそうでありましたけれども、サッカーボールなどが太平洋側の西海岸にたどり着いたりというようなことがあります。自国でできること、それからほかから来ること、どういうふうにして整理をしていくか、とても大きなテーマでありますので、これについて、最初の考えるヒントとしてストローから始めていきたいということでございます。皆さんもぜひご協力いただきたいと思います。