中野国交相、羽田空港の管制塔などを視察 日航機と海保機の衝突事故から1年を前に
羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突した事故から、来月で1年になるのを前に、中野国土交通相が羽田空港の管制塔などを視察しました。 21日、中野国交相が視察を行ったのは、羽田空港の管制塔や海上保安庁の羽田航空基地などです。 国交省では事故を受けて、これまでに滑走路の誤進入があった際、管制官へ注意喚起を行うモニターに警報音の機能を追加したほか、管制官を緊急増員して体制を強化するなどの対策を進めています。 視察では、それらの対策や事故当時の状況などを確認したということです。 中野国交相は視察後、空の安全安心を確保することは国交省の大きな使命だとし、「一つひとつの対策を進めていく中で、着実に安全強化をしていきたい」と述べました。