公立中学校で「eスポーツ」頑張って 学校にゲーミングチェアやスクリーン寄贈
デジタル時代に活躍する人材育成を目指し、京都田辺ロータリークラブ(京都府京田辺市東)が、「eスポーツ」に取り組む京田辺市の培良中学校に大型ディスプレーなどを寄贈した。 【地図】eスポーツに力を入れる中学校がある京都府京田辺市 小規模校の同中学校は特色化の一環として、今春からゲーム用パソコンを配備し、eスポーツ活動を開始。部としての創設を目指している。今回、肘置きや背もたれがついたゲーミングチェア12台やデスク6台、縦約80センチ横約150センチのスクリーン2台など95万円相当の備品を寄贈され、活動を本格化させる。 贈呈式には、同クラブ会員やeスポーツに取り組む美術・将棋部の生徒ら約20人が参加した。同クラブの加藤由紀子会長は「地域の役に立ちたいと活動している。機材が生徒の学びの役に立てば」とあいさつ。1年の男子生徒(13)は「スクリーンを使えばゲームを観客に見てもらえる」、別の1年生徒(13)も「体の負担が減るので椅子がうれしい」と話した。