貨物船と押船の衝突事故 転覆した押船の73歳船長が死亡 70代乗組員は命に別状なし 60代乗組員は搬送時に意識あり 神戸沖
MBSニュース
神戸市の沖合で貨物船と“他の船を押す押船”が衝突する事故があり、1人が死亡しました。 神戸海上保安部によりますと、11月23日午後6時すぎ、神戸市兵庫区の沖合で、長さ約230mのマーシャル諸島船籍の貨物船と、長さ約14mの日本の押船が衝突し、押船が転覆しました。 転覆した船には3人が乗っていて、70代の男性乗組員は救助され、命に別状はないということですが、2時間後に船内から船長の田代正和さん(73)が見つかり、死亡が確認されました。 残る1人の男性乗組員(60代)については24日午前1時前に船内から救出され、病院に搬送。転覆した船の中に空気が残っていたところがあり、そこにいたとみられ、搬送時に意識はあったということです。
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