浦和“オリ10”の意地 「Jリーグの日」に今季初の3連勝 FWチアゴ・サンタナが2戦連発
◇明治安田J1リーグ第14節 浦和3―0京都(2024年5月15日 埼玉スタジアム) 明治安田J1リーグが15日、各地で行われ、浦和はホームで京都と対戦し3―0で勝利。Jリーグ創設時の10クラブ“オリジナル10”の意地を見せ、今季初の3連勝となった。 右膝の骨挫傷で離脱していたDF酒井宏樹が、4月3日のFC東京戦以来8試合ぶりにベンチ復帰。アジア杯優勝に貢献したU―23日本代表のDF大畑歩夢はチーム合流後、初の先発出場となった。 試合は前半2分、いきなり枠内シュートを許すも、GK西川周作が横っ飛びでブロック。同25分にはDFアレクサンダー・ショルツが華麗なドリブルからシュート。同30分には、MF中島翔哉のパスに反応したMF伊藤敦樹が枠内シュートを放ったが、いずれもブロックされた。 均衡を破ったは同42分。FWチアゴ・サンタナのパスをMF安居海渡が右足で振り抜き、ゴール左に先制点を決めた。3日の川崎F戦以来の先発出場で今季2得点目を挙げ、存在感を発揮した。 後半も浦和ペースで進んだ。後半10分、伊藤のパスに反応したMF渡辺凌磨が右足でシュートを決め、追加点を挙げた。同21分にはPKを獲得。サンタナのシュートは好セーブに阻まれた。それでも同32分、MF小泉佳穂のスルーパスに合わせたサンタナが得点を決め、2試合連発となる今季7得点目。「Jリーグの日」に貴重な勝利となった。