「移動が快適な旅」をデジタル技術で提供 11月5日「いいご縁の日プロジェクト」スタート(島根)
山陰中央テレビ
11月5日は数字の語呂合わせで「いいご縁の日」です。 全国から神々が出雲に集まる「神在月」にちなんで新たな観光キャンペーンがスタートしました。 島根=ご縁の聖地をPR、観光客の誘致につなげます。 スタッフ: 「いいご縁の日です」 11月5日は数字の語呂合わせで「いいご縁」の日。 これに合わせて、5日、新たな観光キャンペーン「いいご縁の日プロジェクト」がスタートしました。 初日は東京や大阪などからの到着便の乗客約400人に縁起の良い飴などの記念品が手渡されました。 Qご縁の日って知ってました? 乗客: 「知らなかったです。息子がこれから婚期があるので出来れば」 「ご縁があるように出雲大社にお参りに来ました」 「両親の旅行についてきて出来る縁があれば何でもあやかりたい」 県の観光連盟と日本航空が企画したこのキャンペーン。 島根県を訪れる観光客が年間で最も多い旧暦の10月「神在月」にさらに観光客を呼び込むのが狙いです。 嶋村采音アナウンサー: 「空港連絡バスの混雑緩和や2次交通の利便性向上のため、今回新たな取り組みがはじまりました」 10月24日から導入されたデジタル乗車券です。 空港連絡バスのデジタルチケットと一畑電車と出雲・松江エリアの路線バスが2日間乗り放題の「フリーパス」の2種類を販売。日本航空のサイトから事前に購入でき、チケットが登録されたスマホの画面を見せるだけで、それぞれの交通機関を利用できます。 初めての旅行者にとってハードルが高い空港や主要駅から観光地への移動がスマホひとつで可能になり、「移動が快適な旅」を出雲・松江観光の売りにします。 島根県観光連盟総務企画課・岡寿典さん: 「(このプロジェクトを通して)多くの皆さまにご縁を身近に感じてもらい、ご縁の聖地として今後も島根県を選んでいただければと思います」 デジタル技術で提供される「移動が快適な旅」が観光客の呼び込みにつながるのか、関係者はその効果に注目しています。
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