カラアゲニストも絶賛! 西荻窪の大分居酒屋で味わえる本格からあげ&とり天がウマい理由
ビールで味付けしたコク深いとり天
からあげの次は、もちろん「大分とり天」(750円)です。とり天は辛子ポン酢でいただきますが、最初の一口は何もつけずにいただきましょう。衣はシャリッとした爽やか系食感。肉は揚げたてのドーナツのようなふっくらソフトな歯ざわり。一般的なとり天に比べて味にコクがあります。「味付けにビールを使っているんですよ」と店主の長門さん。なるほど、このコクの理由はビールでしたか。 辛子ポン酢は辛さひかえめで酸味が爽やか。ほのかな甘みすら感じてしまいます。天ぷらというと天つゆにひたして食べるイメージがありますが、本場・大分では辛子ポン酢や辛子酢醤油で食べるのがわりと一般的。これをとり天に付けて食べると、口の中があっという間に大分県。う~ん、懐かしい! くじゅう連山、由布岳が目に浮かぶ。やはりとり天はこうでなくっちゃ。まさに本場の味です。
まとめ
からあげととり天、各4個を完食してしまった筆者。胃袋を満足させて店内を見渡すと、されていました。これらのほか、メニューには「りゅうきゅう」「ごまサバ」などの大分郷土料理も。次回はこのからあげ&とり天を大分の地酒とともに味わいに訪れたいと思います。
●SHOP INFO 店名:大分居酒屋 まな愛 MANAMANA 住:東京都杉並区西荻北3-20-9 三保荘1F TEL:03-6913-9935 営:ランチ11:30~15:30 ディナー17:30~24:00 休:火曜
●著者プロフィール 松本壮平 ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」である大分県中津市。美味しいからあげを求めて東奔西走する「から活=からあげ探索活動」に明け暮れている。