相互運用性の次なる進化「ネイティブトークン・トランスファー」とは
最高の相互運用性へ向けたファーストステップ
ネイティブトークン・トランスファー・フレームワークは単なる技術的進化ではなく、ブロックチェーンテクノロジーの可能性をフルに発揮するためのファーストステップだ。 こうしたフレームワークは、それを活用するプロトコルとともに進化することができる、長期的なソリューションとして機能し得る。ラップド・アセットによって、DeFiプロトコルは新しいブロックチェーンに迅速に拡張することができたが、ロックイン、流動性の分断、トークンコントラクトの所有権とアップグレード可能性を心配しなければならなかった。 ネイティブトークン・トランスファー・フレームワークを使えば、プロトコルは、設定可能なセキュリティと、時間とともに変化する能力を提供するという重要な点に集中しながらも、急速な拡張の恩恵を受けることができる。今後も相互運用性は、堅固でユーザー中心のDeFi空間を形成するうえで重要な役割を果たし続け、プロジェクトに最適なものを定義する権利を提供し続けるだろう。 |翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸|画像:Charlie Green/Unsplash|原文:Native Token Transfers Are the Next Evolution of Interoperability
CoinDesk Japan 編集部