「アルコールストーブ(バーナー)」おすすめ3選 静かな炎が野外に映えるコンパクトなバーナー【2024年10月版】
野外で水を沸かしたり、料理をしたりといった場合に必要なストーブ(バーナー)。その中でも、燃料にアルコールを使う「アルコールストーブ」(アルスト、アルコールバーナー)は、軽量・コンパクトで信頼性が高く、登山者やソロキャンパーに愛用者が多いストーブです。 【画像】アルコールストーブのおすすめ3モデルを見る ここでは、アルコールストーブのメリットとおすすめモデルを紹介します。アウトドアライフのの参考にしてください!
アルコールストーブとは?
アルコールストーブは歴史の古いバーナーです。コンパクトな本体に液体のアルコールを入れ、気化したアルコールを燃焼させることで火を得るというシンプルなもので、故障しにくく信頼性が高いのもメリット。構造が簡単なので、自作を楽しむ人もいるほどです。 燃料となるアルコールは約70mlで25分程度の燃焼が可能(トランギア「TR-B25」の場合)。1人分のお湯を沸かす程度なら少量で済み、ガスカートリッジ式のバーナーと比べて軽量コンパクト。 十分な火力があり、ガスバーナーと比べて燃焼音がほとんどないのも魅力。夜や早朝のキャンプ場でも周囲を気にせずに使えます。 ただ、液体の燃料の取り扱いに注意を要する上、燃料を自分で出し入れする手間がかかります。火力はふたなどを使って調整し、風に弱いので風防も用意しておきたいところ。クッカーを置くゴトクも別途用意するのが基本です。
アルコールストーブの燃料は?
アルコールストーブの燃料には、ドラッグストアやホームセンターなどで購入できる「燃料用アルコール」が向いています。メタノールを主成分としてエタノールなどを混合したもので、アルコールランプやコーヒーを抽出するサイフォンなどにも使われます。安価で、旅先などでも入手しやすいのがメリットです。 ただしメタノールは毒性が強いため、子どもが誤飲したり、肌に触れたりしないように取り扱いに注意する必要があります。消毒などに使うのも厳禁です。 安全な消毒用エタノール(エタノールを水で希釈したもの)も使えますが、高コストになるのがデメリット。エタノールのほうが火力が強いものの、すすがつきやすくなります(炎は赤くなる傾向があります)。 機種によっては使用燃料が指定されている場合もありますので、説明書などを確認しておきましょう。