ベックスコーヒーの「630円モーニング」に驚いた朝 一見、手間のかかりそうなメニューなのに!
「はちみつっておいしいけど、砂糖やジャムと比べて高いし、気をつけて使っても容器がベトベトになるしなぁ……」と、家で購入するのをためらう私にとっては、ありがたい限りです。 爽やかな酸味のプレーンヨーグルトに、華やかで濃厚なはちみつの甘み、サクサクのグラノーラに、しっとりと噛めば噛むほど旨みが広がるドライフルーツが三位一体もとい、四味一体となり口の中においしさが広がります。 「グラノーラヨーグルト」は、他のモーニングセットを注文した際も、プラスワンメニューとして税込120円で追加注文ができます。
「タリーズ」もモーニングセットにハニーヨーグルトをプラスできるのですが、ヨーグルトとはちみつだけ、グラノーラもドライフルーツもなしで税込200円(筆者が利用している都内の店舗での価格)するので、比較してお得感を噛み締めながら食べました。 ■安いけどおいしい丁寧に淹れたコーヒー 何より一番嬉しいのが、コーヒーがおいしいこと。ブレンドコーヒーは、ほどよい苦味と酸味でバランスがよく飲みやすい。Sサイズということですが、マグカップにたっぷり入っていて、喫茶店のコーヒーカップよりも容量がありそうです。
ホットコーヒーだけでも、ブレンド・深煎りコーヒー・アメリカンコーヒー・エスプレッソと4種類の選択肢があり、コーヒー豆を店内で挽き、淹れたてのコーヒーを提供しています。アイスコーヒーは水出しと、随所にこだわりを感じます。 トーストやミニサラダについて触れた際にも書きましたが、「ベックスコーヒーショップ」は、奇をてらうようなことはせず、ちゃんとおいしい裏切らない味を、東京駅・品川駅・上野駅など抜群の立地で提供しています。
単品価格はSサイズは税込340円(ホームページには税込290円~と記載)と、「スターバックス」や「タリーズ」のような、セルフサービスのカフェチェーンと比べると、お手頃な価格設定です。 ■ホームから特別列車を眺めながら食べる幸せな朝ごはん 今回、筆者が利用した店舗は、平均1日15万人近くが利用する、東北へ向かう始発駅でもあるターミナル駅のホームの片隅にあります。小さな店内に詰め込むように30席ほどの客席が並び、奥には喫煙ブースも用意されています。