なぜ「結婚指輪」をつけない!? 新婚でも装着率は約4割、50代以降は3割以下! いまどき結婚指輪事情【夫編】
体型の変化、体質の変化で指に入らないという人も!
結婚後何十年も経つと、体型も体質も変わってくるもの。もともと金属アレルギーでつけられないという人はもちろん、指がむくみやすくなって入らないという人や指のサイズが変わってつけられなくなった人も多いようです。女性にもこの悩みを抱える人はいましたが、男性の方が多く聞かれました。 「つけてたら指が痛くなるから」(24歳男性/学生・フリーター) 「痩せてサイズが合わなくなった」(48歳男性/営業・販売) 「金属アレルギーを持っているため」(51歳男性/総務・人事・事務) 「指が変形してしまった」(57歳男性/その他) 「指になじまない」(65歳男性/その他)
60代が賛同! 結婚生活が長くなると必要性を感じなくなる
ちなみに60代の方の意見で多かったのが、「指輪は若いうちしかしない」「結婚指輪をする意味がない」といった意見。夫婦でしなくなったという人や、指輪をして出かけることがないという人もいました。 「若い時ならするかもしれないが、自分たちぐらいの年寄りになったらしない」(68歳男性/その他) 「家内がつけなくなったから」(68歳男性/金融関係) 「既婚者をアピールする意義を見出せないから」(69歳男性/その他) 若いころは、結婚しているか、していないかの目印としてつけている人も多かった結婚指輪ですが、年齢と共に既婚者であることを示す必要がなくなったという意見も多いことがわかります。また、年齢と共に周囲でつけている人が少なくなり、自然とつけなくなるものなのかもしれません。つけなくなると失くしてしまったという人も増加。それでも今さら買いなおすことはないという人がほとんどでした。 ここまで見ると、ちょっと冷めている人が多い感じがしましたが、実は男性の方が、結婚指輪に頼らず夫婦のきずなを信じている人が多いようです。なぜなら既婚女性のアンケート結果によると、「相手が嫌いだから」「相手を信用していないから」という理由で外している人が案外多かったから。 一方男性が外している理由は、指輪をつけることでストレスになってしまうから。快適に生活をすることを優先した結果、つけなくなった人が圧倒的に多かったのです。こう考えると理にかなっている行動と言えるでしょう。 いかがでしたか? 男女の意見を比較してみると違いを知ることができるので、ぜひ既婚女性に聞いた結婚指輪に対するアンケートも合わせてチェックしてみてくださいね。
ちえ