<小市眞琴>少年役への並々ならぬこだわり アニメ「転生したら第七王子」インタビュー
「どうなんでしょう? でも、男の子とは遊んでいました。兄にすごく懐いていたので、兄の友達と一緒に遊んだりはしていましたし、男の子っぽかったかもしれません。運動が好きなので、放課後に男の子とバスケをしていました」
◇共演者から刺激 転生したら少年になりたい!
ファイルーズあいさんが古代魔術を操る魔人で、ロイドの底知れない魔力と魔術に圧倒され屈服するグリモを演じるほか、メイドのシルファ役のLynnさん、武術家のタオ役の関根明良さん、暗殺者ギルドの一員のレン役の高橋李依さん、ロイドの兄で第二王子のアルベルト役の堀江瞬さんら豪華声優陣も話題になっている。
小市さんは「共演者の皆さんから刺激をいただいています。芝居に対して熱い方が多く、話していても勉強になりますし、こんなふうに芝居するんだ! と想像とは違うことがある度に興奮しています」と語る。“座長”としてどのように収録に臨んでいるのだろうか?
「特別に何かをしたわけではないんですけど(笑い)。ロイド君が柱になっていますし、誰よりも作品を愛し、熱く演じようとしました。皆さんにもそう見えていたらいいな…。とにかく、100%で挑みました」
異世界系アニメが人気ということもあり、バンダイナムコフィルムワークスは「転生したら第七王子だったので~」など異世界系アニメ5作品のコラボ企画「2024年に異世界系アニメがいっぱい放送される件」を実施している。最後に「異世界に転生するなら?」と質問してみた。
「ロイド君みたいにすごい能力を得てみたいです。ロイド君は探究心の化け物なので、苦労もしますが、私は苦労したくないかな(笑い)。それに男の子に転生してみたいです。男の子を経験して、戻ってきた時に演技に生かしたいですね」
小市さんは転生したとしても少年役に「並々ならぬこだわり」を忘れないようだ。演技への探究心はロイドと通じるところがあるのかもしれない。こだわり抜いたロイドの演技にぜひ注目してほしい。