【バドミントン インドネシアオープン2024】志田&松山、大堀彩が勝利を飾り2回戦へ!奈良岡功大、保木&小林は初戦で姿を消す
6月5日に開催されたBWFワールドツアー・インドネシアオープン(ジャカルタ/Super1000)2日目は、各種目残りの1回戦が行なわれた。日本勢は5種目に登場。ライバルたちと熱戦を繰り広げ、2回戦に駒を進めている。 女子ダブルスは、前日の1回戦で松本麻佑/永原和可那が勝利したのに続き、志田千陽/松山奈未も初戦を突破した。アメリカの若手ペアとの対戦となった志田/松山は、第1ゲームを14本で先制。第2ゲームは前半相手にリードを許す場面をつくったが、連続得点などで志田/松山が逆転すると、そのまま逃げ切ってストレート勝利。順当に2回戦へと勝ち上がった。 3ペアが登場した混合ダブルスは、金子祐樹/松友美佐紀が2回戦に進出した。金子/松友は、シンガポールペアを接戦の末に下し初戦をクリア。緑川/齋藤は、世界ランク上位の韓国ペアに、ファイナルゲーム11本で敗戦。デンマークペアとの勝負に挑んだ渡辺/東野は、1-1でファイナルゲームにもつれたが、最終ゲームが始まる前に日本ペアが棄権を申し出た。これにより、渡辺/東野は初戦敗退に終わった。 女子シングルスは、第1シードのアン・セヨン(韓国)と日本期待のホープ、宮崎友花が対戦。第1ゲームを22-20で先制した宮崎だったが、第2、第3ゲームは相手に力で抑え込まれ逆転負け。敗れはしたものの、女王相手にファイナルゲームに持ち込む健闘を見せた。 大堀彩は、台湾選手に第1ゲームを奪われる展開となったが、第2ゲーム以降はリズムを取り戻して逆転勝利。2回戦に駒を進めた。山口茜は試合前に棄権したため、不戦敗となった。 男子ダブルスは、三橋健也/岡村洋輝が勝利を飾ったものの、保木卓朗/小林優吾は前週のシンガポールOPで優勝した中国ペアに敗戦。男子シングルスの奈良岡功大は、デンマークのラスムス・ゲンケに12本、10本のストレート負け。54分のタフマッチをモノにできず、初戦で姿を消している。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO