みなと銀行、利益倍増を目指す りそなとのシステム統合で
兵庫県を地盤とするみなと銀行の武市寿一社長(62)は16日までに共同通信のインタビューに応じた。来年1月に予定するりそなグループとのシステム統合で「利便性が向上する」として、2027年3月期の純利益を25年3月期比で倍増の100億円を目指す方針を明らかにした。 システム統合で口座開設をアプリで完結でき、個人顧客の非対面取引が強化できる。武市氏は「攻めの営業に転じることができる。行員の士気も上がっている」と意気込んだ。 法人向けのデジタル決済も強化する。患者が病院で決済情報を登録すれば、診療終了後に自動的に支払いが終わるサービスなどを検討している。