今季無冠のバルセロナ、チャビが反省すること「守備的MFを使わない試合で失点繰り返した。私のミスだ」
13日のラ・リーガ第35節、バルセロナはホームでのレアル・ソシエダ戦に臨む。前日会見に出席したチャビ・エルナンデス監督は、2位の座を取り戻す必要性を説いている。 前節ジローナに2-4で敗れ、スペイン・スーパーカップ出場圏2位の座を奪われたバルセロナ。チャビ監督は残り4試合で2位を奪還する意気込みを示している。 「2位に返り咲かなければ後退となってしまう。あと残り4節……明日は大切な試合だ」 「明日、私たちがどういったラ・レアルと対戦するのかは分からない。彼らはフィジカル的に強く、トランジションを許してくれない。彼らのDFラインの高さ次第となるだろう。ラインを高く設定していたヘタフェのように、とても勇敢なレアル・ソシエダを期待しているよ」 今季無冠のバルセロナは、ラ・リーガだけでも43失点を喫するなど、失点数の多さが際立っている。チャビ監督はその点で反省をしているようだ。 「守備的MFを本職とする選手を起用しなかった試合がいくつかあった。それがシーズンを左右したんだ。シーズン序盤にオリオル(・ロメウ)、その後にクリステンセンを起用したが、彼らがいた方がより良い形で競争に取り組めていた。私たちは攻守の均衡を取り戻さなくてはいけない。これは私のミスでも、スタッフのミスでもある。私たちは反省をするべきなんだよ」 「スタッフで一体どこで失敗したのか話し合ったとき、やはりそこなのだと感じた。いくつかの試合で、中ばの構成を間違えてしまった。来季はそこを調整しなければならない」