坂本冬美、紅白での“能登から中継”に浮上する問題 歌唱曲『能登はいらんかいね』は超難曲、“誰が被災地から歌うか”でも一筋縄ではいかない調整
「石川さんといえば、『天城越え』と『津軽海峡・冬景色』を毎年交互に歌うのが年末の風物詩で、彼女の十八番を楽しみにしている視聴者もたくさんいます。スタッフの間でも、“石川さんが紅白でどちらかの曲を歌わないと年を越せないのでは”との意見が根強かった。最終的に、例年通りNHKホールでの出場が決まったそうです」(前出・レコード会社関係者) 石川ののち、白羽の矢が立ったのが坂本だった。 「過去の紅白でも坂本さんはJO1やBE:FIRSTとのコラボを経験しています。彼女は大御所ながら柔軟なタイプとはいえ、極寒の能登で年を越すことになるわけで、これまでの企画よりハードルが一段も二段も上がる。 しかし、2024年の紅白に、甚大な被害を受けた能登半島に寄り添う企画は絶対に欠かせません。坂本さんもそんな局の趣旨を理解して、被災地からの生中継を快く引き受けてくれたそうです。NHKにとって彼女はまさに救世主といえるでしょう」(前出・レコード会社関係者) 被災地のためにひと肌脱ぐ格好となった坂本。年の瀬は、彼女の希望の歌声にしっかりと耳を傾けたい。 ※女性セブン2025年1月2・9日号