なぜ獲った…。レアル、冬の大失敗補強5選(5)味方に危険なタックル!? どう見ても違和感、荷が重すぎた役割
2024年1月のマーケットが動いている。各クラブがシーズン前半戦に起きた問題を解決するために新しい力を探す時期だ。好機とみれば、ビッグネーム獲得に動く場合もある。今回は名門レアル・マドリードが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『transfermarkt』参照)
MF:トーマス・グラヴェセン 生年月日:1983年8月1日 在籍期間:2005年1月~2006年8月 レアル・マドリード通算成績:49試合1得点0アシスト 元デンマーク代表のトーマス・グラヴェセンは、レアル・マドリードで過ごした1年半で好印象を残せなかった選手だ。 エバートンでの活躍を受けて2005年1月にレアル・マドリードに加入したグラヴェセン。スタートは順調で、加入後4試合目には移籍後初ゴールも記録した。 しかし、ジネディーヌ・ジダン、デイビッド・ベッカム、ルイス・フィーゴという中盤の中にグラヴェセンというのはどう見ても違和感があった。中盤の守備的な役割を全て担ってもらうための補強だったはずだが、荷が重すぎた感は否めない。 2006年には、練習中にチームメートのロビーニョに対して危険なタックルを仕掛けたことが大きな問題となり、その後放出された。 レアル・マドリードは2003年夏にクロード・マケレレが去った。その役割をグラヴェセンに期待したが、少し酷だったかもしれない。
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