三代目JSBの山下健二郎「すべてを語っている」ラスト30代で書籍『39(Thank You)』
三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目)の山下健二郎がフォト&ライフスタイルブック『39(Thank You)』(幻冬舎)を発売、12月5日に都内で刊行を記念したイベントを行った。イベント前の取材で山下は「生まれてからの山下健二郎の全て語っているので、たくさんの方に読んでいただきたい」と時間をかけて丁寧に作りあげた一冊を笑顔でアピールした。 こだわりのデニムコーデでポーズする山下健二郎 今年39歳となった山下が肉体美で魅せ、自身のこれまでを語ったロングインタビュー、釣り、バイク、DIYといったたくさんの趣味も紹介する本。 本作を制作することになったことについて、「30になるタイミングで30代をどういう10年間にしたいかなと目標を掲げて突っ走ってきた」と言い、それを実現することができたのかと振り返る中で、「仕事の仕方だったりプライベートにも変化があったので、それをいろんな方に知っていただけるきっかけってなんだろうなっていう時に一冊の本にして、写真と自分の言葉で丁寧に伝えられたらと思いました」。さらに、「僕の同年代の方でもいいですし、これから何かにチャレンジをするだったり、いろいろ試してみたいとかいう、皆さんの人生のお役に立てる一冊になったら、そういう思いも込めて書かせていただきました」と説明した。 インタビューは480分にも及んだといい、自身の幼少期のことから現在に至るまで「山下健二郎のすべて」を語っている、 「過去の話とかプライベートの話とかもたくさん書いてあるんですけど、人間の記憶って曖昧なものがあって、嘘偽りなく書きたいなと、親や友達とか同級生とかに確認しました」と山下。「子どもの時のことから赤裸々に話してるので、この本に書いてあることが全て。(一番赤裸々なのは)子どもと結婚の話じゃないですか? あまり語ってこなかったので」と付け加えた。 肉体美でアピールするのは写真のパート。取材では、報道陣に配布された資料のなかにあった「普段のほっこり&カジュアルな雰囲気を一切封印」という一節が話題になり、狙っているのはギャップ萌えなのかという“ほっこり&カジュアル”なやりとりも。 それに対して、山下は「自分の中ではギャップはあんまりないなと思って」と笑顔を浮かべると、「肉体美を披露してるっていうギャップはあると思うんですけども、三代目のライブをやってる時に“ほっこり & カジュアル”でやってるつもりはないし、僕は無茶苦茶カッコつけてやっています。普段はいろんな方とお話ししたりして気さくな感じで“ほっこり&カジュアル”なイメージがあるかもしれないですけど、ファンの方はそのギャップは知ってるのかなと思う」と話した。 撮影には、半年かけて5~6キロの減量をして臨んだという。 「一気に痩せたり太ったりしちゃうと体調も崩すしリバウンドもしやすくなっちゃうので時間かけてしっかり絞ろうと思って。トレーニングも毎日5分でも10 分でもいいって心がけて取り組みました。5~6 キロ絞ったんですけど、朝早く起きて朝ごはん食べるっていうのが一番効果的でした。朝たくさん食べて睡眠も毎日7 時間以上きっちりと。ルーティンにして自分の中でやるって決めて、そこからすごく体調が良くなりました。朝たくさん食べて朝活することで自分のリズムができて、夜遅い時間にめっちゃラーメン食いたくなるんですけど、そういうのもなくなった。朝をすごく大事にすることで健康的になったというのがあります。(食べるのは)前の日の晩御飯の残りでもいいし……あ、でもパンが多いですね。僕は生まれが京都なんですけど、京都って実はパンの消費全国1位か2位とかでめちゃくちゃパンが好きなんです」 100点満点中満点と胸を張る一冊。 家族に見せたかと聞かれると「すぐ渡しましたが、まだテーブルの上」。きれいなまま置かれているという。「分かりやすく真ん中に移動させたら、また隅の方に置いてあったり。そういう言葉のないやりあいが繰り広げられてます」と“ほっこり”。 メンバーにはまだ見せられていないというが、「三代目のメンバーは僕がこの本を出したのを多分知らないと思います」とのこと。「グループのことは一枚岩となってベクトルがバチンと決まるんですけど、個々の仕事に関しては知ってはいるんですけども細かくは分かってないと思う。でも個人活動、一人が頑張ってるプロジェクトも6人で盛り上げるというのはみんな心がけていることなので、きっとこの本も読んでくれるし、渡したらこういう本出したんだど気づいてくれると思います」と話した。 来年は40代。 「三代目は15周年イヤーに突入します。ダンス & ボーカルユニットで15年、誰ひとり欠けることなくできるのってすごいよねって、周りから言われて初めて気づきました。当たり前にやってきたことですけど、15年って振り返った時に結構すごい年月だなって。15周年も変わらず7人で板の上に立ってライブパフォーマンスできたなっていえる準備も始めながらと思います。個人活動も変わらず積極的にやっていきたい」と意気込んでいた。