【バスケ】5連勝中の信州ブレイブウォリアーズ 2年目の“エナジー・ガイ”小玉大智が見せるコート内外での貢献
連勝で雰囲気も変化「すごく良い関係が築けている」
チームとしてのエナジーや遂行力が上がってきていることが感じられた福岡戦。5連勝と波に乗るチームついて、コミュニケーションの量が増えたことが要因だと小玉は話す。 「練習中にみんなすごく集中して、とにかく喋る量が増えているなと思っています。ちゃんと確認作業ができている。やっぱり、まだコーチの求めるところを遂行しきれてるかっていうと全然できない部分も多くあって、それが結局、相手に得点を許している部分が大きくて。遂行力はだんだんと良くなっていますが、もっとできる部分が大きいと思うので、コーチが求める100があったとしたら、多分まだチームの遂行力は50、60ぐらい。そこにも到達しているかも分からないんですけど、まだその幅はすごく大きいと思うので、そこをもっと突き詰めていかないといけないと思っています」 試合中には選手が主体的にハドルを組んだり、ミスがあればコート内でもしっかりと話し合うなど、試合を重ねるごとにチームの雰囲気も良くなってきている。特に、小玉は試合中でも臆することなくビュフォードやウッドベリーといった主力とも積極的にコミュニケーションを取っており、それがチーム全体のケミストリー広報にもつながっていることは間違いない。 「雰囲気が良くなることで、『ここはこうしよう』などの会話を海斗さんやルイスさん、P(ビュフォード)、ウェインさん、ウッド(テレンス・ウッドベリー)さんといった経験のある選手がリーダーシップを取ってくれて。僕らも意見を言っても聞いてもらえるので、そういう面ですごく良い関係性が築けていると思う」 今季初の水曜日ゲームで白星をつかみ、連勝を5に伸ばした信州ブレイブウォリアーズ。26日、27日にはアウェイで福島ファイヤーボンズとの対戦を控えており、東地区でも順位を上げていくためにさらに連勝を伸ばしたいところだ。 「僕は昨年、連勝というのはあまり経験することができなくて。勝ちマインドってやっぱり大事だなと感じています。勝っていく、勝ち続けるというのは難しいこと。それに慣れるというわけではないですが、勝っていくためにはコーチの言う成長が必要だと思うので、連勝できているのは嬉しい」と小玉はチームの成長を噛み締める。 練習生から契約を勝ち取り、チームがどんな状況でも腐らずベンチを盛り上げ、常にエナジーを与え続けてきた小玉大智。連勝を経験し、成長のプロセスを歩んでいくことで、2年目の今季はどんな成長を見せてくれるのか。好調のチームの中で、「日々成長」を体現する小玉の活躍にも注目だ。
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