え、Wordでメモ? 使わないと損する「メモを効率化する」6つの便利機能【今日のワークハック】
Wordは長文の文章作成だけではなく、ちょっとしたメモにも活用できます。いつもの使い方を少し変えるだけで、仕事の仕方も変わります。 え、Wordでメモ? 使わないと損する「メモを効率化する」6つの便利機能【今日のワークハック】 今回は、Wordでメモを取る便利な使い方をご紹介しましょう。 【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】 Wordで普段から文章作成をしている人 Microsoft 365のユーザーで複数デバイスを使っている人
今日のワークハック:Wordでメモ作成を効率化する
1.音声入力でメモを取る Wordの音声入力機能を使えば、アイデアを簡単に書き留められます。音声入力なら、タイピングが難しい場合でも使えます。 Wordでボイスメモを録音するには、「ホーム」タブを選択し、「音声」セクションのリボンで「ディクテーション」をクリックしてください。 ディクテーションのウィジェットが表示されたら話しかけてみましょう。文章に書き起こされていきます。 マイクアイコンをクリックすると、必要に応じて録音を一時停止したり再開したりできます。 2.スケッチノートに描画ツールを使う スケッチノートとは、文字と絵を使い、情報をわかりやすく、覚えやすくするノートの取り方です。単に文章だけでメモを取るよりも、効果的に記憶できる場合もあります。 そんなスケッチノートを行うには、「描画」タブにある描画ツールを使用しましょう。 ペン、鉛筆、マーカー、消しゴムなど、スケッチノートに必要なものは、リボンの「描画ツール」グループにあります。 3.ビジュアルエイドを挿入してアイディアを説明する Microsoft Wordでは、画像、図表、グラフなどの視覚資料を追加することが可能です。 これらの視覚資料は情報の理解や維持を補助し、あなたのメモの質を向上させます。「挿入」タブを選択すると、リボンの「イラスト」グループにあります。 4.詳細情報をコメントで追加する メモにコメントを追加することで、メインのメモ自体を損なうことなく、文脈や説明、リマインダを追加することができます。 たとえば、メモを入力した後でさらに詳しく思い出せるようなコメントを、追加情報のリンクとともに挿入することができます。 Wordでコメントを追加するには、コメントしたいテキストをハイライトし、上部メニューの「レビュー」タブを選択、リボンの「コメント」グループにある「新しいコメント」をクリックしてください。 メモを入力し、青い封筒のボタンをクリックすると、文書にコメントが挿入されます。 5.メモ用のテンプレートを作る 毎回似たようなメモを作成するのであれば、Wordでメモのテンプレートを作成できます。 Wordでテンプレートを作成するには、まず白紙の文書でメモのレイアウトを作成する。 次に、「ファイル」→「名前を付けて保存」をクリックし、一番右のパネルでテンプレートに名前を付ける。 Wordテンプレート(*.dotx)の拡張子で保存する。 カスタムしたテンプレートを使用するには、「ファイル」→「新規作成」をクリックし、「パーソナル」タブを選択する。 作成したテンプレートはすべてそこに保存されています。 6.OneDriveに保存してメモにクロスデバイスでアクセスする OneDriveを使用すれば、Wordのメモをいつでもどこからでも確認したり編集したりできます。 文書をOneDriveに保存するには、右上の「自動保存」のトグルをクリックします。 次にOneDriveアカウントを選択し、ドキュメントに名前を付けて、ポップアップで「OK」をクリックします。 これで、同じMicrosoftアカウントを使っていればどのデバイスからでもMicrosoft Word文書にアクセスできるようになります。 Microsoft Wordは、ただ単に仕事用のドキュメントを作成するツールではありません。メモを取ったり整理したりするツールとしても使えます。 >>「今日のワークハック」記事をもっと読む 連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。 Original Article: 6 Tips for Using Microsoft Word for Note-Taking by MakeUseOf
山下 芙有花/OCiETe