【NFL】「チームにいてほしいタイプ」とQBメイフィールドとの再共演を望むバッカニアーズ新OCコーエン
クオーターバック(QB)のベイカー・メイフィールドは、タンパベイ・バッカニアーズの次の攻撃コーディネーター(OC)が誰であるかが、復帰の可能性を左右する要因になると話している。今週、正式にバッカニアーズの新OCとなったリアム・コーエンが、メイフィールドを再び指導するのが楽しみだと語った。
現地6日(火)の就任会見でコーエンは「彼は火付け役だ。そして、彼はチームにいてほしいタイプの男だ」とコメントしている。
38歳のコーエンは2023年にケンタッキー大学の攻撃兼QBコーディネーターとして二度目の大学コーチ時代を終えた後、NFLに戻ってきた。その前年はロサンゼルス・ラムズのOCを務めて5勝12敗という結果を残しているが、このとき、ケガに悩まされたメイフィールドは最後の5試合しか出場しなかった。
コーエンはメイフィールドについて「彼は、われわれが楽ではなかった時期、本当に困難な時期にチームの組織に入ってきた。そして彼はその時、多くの人々にとってフットボールを楽しいものにしてくれたんだ。彼はフットボールの練習を競争的なものにしてくれた」と話した。
メイフィールドはこれまでのキャリアで最高のシーズンを終え、初のプロボウル選出を果たした。木曜日に行われたプロボウルゲームズのスキルコンペティションで、メイフィールドは『NFL Network(NFLネットワーク)』のキャム・ウルフに対し、デイブ・カナルスがカロライナ・パンサーズのヘッドコーチ(HC)に就任するために去った後、バッカニアーズの新OCが誰になるかが、自身のチームへの復帰の上で“少しポイントになる“と語った。その新OCが決まり、火曜日にコーエンは聞かれるまでもなくメイフィールドの名前に触れている。
コーエンはこの仕事を引き受けたことについて、「これは私にとって当然のことだった。ベイカーと一緒に仕事をする機会、彼とまた一緒に仕事をする可能性があること、これは、私がラムズで何年もコーチをしていたときに、QBジョン・ウォルフォードがQBルームにいたことを意味する」とコメントした。