【競馬】冬の小倉で活躍している騎手を調査 横山武史騎手と鮫島克駿騎手に妙味ある条件発見
横山武史騎手を狙うときのポイントは3つ
近年でトップジョッキーの仲間入りをした横山武史騎手。人気馬が多く、妙味がないかと思われがちだが、そんなことはない。先にも紹介した通り、2019年以降に行われた冬の小倉開催では堂々の単勝回収率トップに輝いている。もちろん、これは15勝のうち2020年に11番人気、13番人気で勝利していることが大きな要因だ。とはいえ、今回3つの傾向が見つかったので紹介したい。 まず1つ目は「芝レースが狙い目」ということ。芝ダート別の成績は下記の通りだ。(集計期間は2019年1月1日~2023年2月26日の720レース) 芝レース【8-8-3-59】勝率10.3%、単勝回収率193% ダートレース【7-2-7-32】勝率14.6%、単勝回収率136% 上記でも述べたが、単勝13番人気82.0倍の馬での勝利が大きく芝の単勝回収率の成績を引き上げているが、その他の7勝も5、8、4、3、4、8、1番人気であげたもので、これらの単勝回収率は89%を記録している。 2つ目は「芝1200mとダ1000mは買い」ということだ。両条件の成績は下記の通りで、驚異的な成績を残している。 芝1200m【5-2-1-25】勝率15.2%、単勝回収率389% ダ1000m【4-0-0-10】勝率28.6%、単勝回収率370% 2桁人気を除き、単勝9番人気以内だけの成績を見てみても、芝1200m【4-2-0-16】勝率18.2%、単勝回収率210%、ダ1000m【3-0-0-8】勝率27.3%、単勝回収率217%と、ハイアベレージを維持している。 3つ目はマイナスデータで、「1番人気の過信は危険」ということだ。1番人気の成績は【2-2-2-4】勝率20.0%、単勝回収率77%と苦戦傾向。逆に2番人気では【4-2-1-7】勝率28.6%、単勝回収率174%と100%近くの差が生まれている。 近年は冬の小倉での騎乗機会が減ってはいるが、ぜひとも覚えておきたいデータだ。