【岩手】25日に準決勝、6大会連続V狙う花巻東に、創部初4強の水沢商が挑む<春季県大会>
2024年春季の第71回東北地区高校野球岩手県大会は、25日に準決勝が予定されている。6月14日開幕(宮城)の東北大会出場2枠をかけた争い。決勝のカードはどんな顔合わせとなるのだろうか。 【トーナメント表】春季岩手県大会 準々決勝までの結果 準決勝の対戦カードは以下の通り。 25日 <東北ヒロセ野球場> ①盛岡大附-大船渡 ②花巻東-水沢商 盛岡大附にとって、負けられない準決勝となる。過去、6度の優勝実績がある春季大会だが、ここ5大会連続で花巻東にその座を許してしまっている。2017年以来のV奪還に向け、決勝の舞台に上がらないといけない。相手の大船渡は今大会ノーシードながら、シードの久慈、一関学院をいずれも接戦で破って勝ち上がってきた。昨年春2回戦で対戦した時は、大船渡が1点差で勝利。両者の意地がぶつかる好ゲームとなりそうだ。 6大会連続優勝がかかる花巻東は、その挑戦権を得る決勝進出を狙う。県南予選2位から勝ち上がってきた水沢商は、初の8強入りの勢いで準々決勝も勝利して、創部初の4強入りを果たしている。勢いに乗る水沢商が、「王者」相手にどこまで食い下がることができるか。