物価高で「散髪」の頻度を落としています。男で「4ヶ月に1回」ペースは期間を空けすぎでしょうか?
近年の物価上昇は、私たちの日常生活に大きな影響を与えています。食料品やガソリン代をはじめ、意外なものにも家計の負担が増加しています。その一つが散髪代です。一般的に髪の毛が短いことの多い男性は、比較的短い周期で散髪が必要です。生活費を節約するために、コストを抑えたり頻度を減らしたりする方もいるでしょう。 本記事では「4ヶ月に1回の散髪ペースは空けすぎか?」を考え、ヘアカットの頻度を決めるポイントを紹介します。散髪のペースを調整して、費用を節約したいと考えている方は参考にしてください。
美容院でヘアカットしてもらう頻度
マイボイス株式会社が実施したアンケート調査によると、男女それぞれが美容院に行く頻度は、表1の通りです。 表1
※マイボイス株式会社「ヘアカットに関するアンケート調査」より筆者作成 アンケート結果からみると、男性のボリュームゾーンは2ヶ月に1回、女性のボリュームゾーンは3~4ヶ月に1回であることが分かりました。男性は髪の毛が短い傾向にあるため、こまめに髪を切る人が多いと考えられます。しかし、3~4ヶ月に1回の人も2割ほどいます。 ■ヘアカットの頻度は髪質やヘアスタイルによる 前述通り、多くの場合男性は2ヶ月に1回散髪する人が多い傾向にあるようです。髪の伸び具合にもよりますが、髪は1ヶ月に約1cm伸びるといわれているため、2ヶ月経つとヘアスタイルに変化が現れる可能性があります。3ヶ月以上空けてしまうと、髪型が崩れるだけでなく、清潔感やビジネスシーンでの印象にも影響が出る可能性があります。 しかし、4ヶ月に1回のペースは必ずしも「空けすぎ」とは限りません。髪の質やスタイルによっては、長期間カットを必要としない方もいるでしょう。例えば、髪が伸びるのが遅い方や長めの髪型を好む方などの場合、4ヶ月間で伸びた髪でも違和感なく過ごせる場合もあるでしょう。 ■ヘアカットの頻度は費用とのバランスもみよう ヘアカットの頻度を決める際、外見の清潔感や社会的な印象だけではなく、経済的な面も重要なポイントです。1回5000円のカットを2ヶ月に1回行うと年間で3万円かかりますが、頻度を4ヶ月に1回に減らせば年間1万5000円のコストを抑えられる可能性があります。 ただし、散髪の頻度を減らして見た目のケアがまったくできていなければ、ビジネスや日常生活での人間関係に影響を与える可能性があるかもしれません。そのため、どれくらいの頻度で散髪するかは、コストと外見のバランスを見極める必要があります。例えば、散髪を3ヶ月に1回の頻度にして、それ以外はセルフカットで清潔感のある外見を維持するのも方法の一つです。 4ヶ月に1回で年間1万5000円かかっていた費用も、セルフカットに切り替えれば0円です。道具代や電気代は発生しますが、美容院でカットしてもらうよりも節約できる可能性があります。また、セルフカットであれば時間があればすぐ実行できるメリットもあると考えられます。
男性で散髪頻度が3~4ヶ月に1回は2割ほどいる
生活費を節約するために散髪の頻度を減らすことは多くの人が考える対策の一つだと考えられます。男性で散髪の頻度が3~4ヶ月に1回のペースの方は2割ほどおり、髪型やライフスタイルによっては許容範囲内といえるでしょう。ただし、清潔感が重要な仕事をしている方であれば、短めの周期で散髪するのがおすすめです。散髪代を抑えたいと考えている方は、これを機にセルフカットを取り入れ、見た目を整えていくのもよいでしょう。 出典 マイボイス株式会社 ヘアカットに関するアンケート調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部