「勝負球があるとピッチングが広がってくるんだけども…」 6敗目を喫した赤星優志に平松政次氏が“新球種”の習得を提案
◆ 「持ってるものはいいんでね」 巨人が阪神に完封負け。伝統の一戦のカード初戦を落とし、首位ながらもDeNAにゲーム差なしと迫られた。 巨人は先発に赤星優志を立てたが、4回に二死一・三塁から阪神の5番・大山悠輔にレフト線へ二塁打を許し2点を献上。打線は苦手とする阪神先発のジェレミー・ビーズリーをこの日も打ち崩せず6回まで無得点。その後は石井大智、桐敷拓馬、ハビー・ゲラの前にヒット1本すら打てず、2日連続で完封負けを喫した。 敗戦投手となったものの、1か月半ぶりの先発で5回2失点の赤星のピッチングに対し、15日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で解説として出演した平松政次氏は「よかったと思いますよ。失点が今日は2ですけれども、このぐらい今日のように身体がピリッとして切れもいいし、コントロールもいいですし。持ってるものはいいんでね。こういう形でチャンスをもらって、打線の援護をもらえば、勝てるチャンスっていうのは、あると思いますんでね。 今日は4回に点を取られましたけども、それまでの3回は素晴らしいピッチングしていますんでね。当然、阿部監督も次もチャンスを与えようという気はあると思います」と及第点評価。 しかし「他はいいんですけどももう1つ、赤星はこのボールという勝負球があるとね、もっとピッチングが広がってくるんだけども。それをもう少し覚えたいね」と決め球となる球種の習得を提案していた。 中継ぎでは好投するものの、先発では結果が出ない赤星。一皮むけるため、何かを掴んでもらいたい。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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