大谷翔平は50-50達成目前。今季のMVP受賞は決定的!? 米メディアが見解「ほとんどの専門家は…」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、史上初の50-50達成へ向けて直走っている。そして、3度目のMVP受賞も有力視されているが、メッツファンを中心にニューヨーク・メッツのフランシスコ・リンドーア内野手を推す声も根強く残っている。それでも、ほとんどの専門家は大谷が最有力候補であるとの意見で一致していると、米メディア『ボラビップ』が報じた。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は昨季終盤に右肘靱帯を損傷し、手術したことで今季の登板が不可能になった。大谷の代名詞でもある二刀流が披露できなくなったが、それによって指名打者(DH)に専念することが可能となっている。11日(日本時間12日)のシカゴ・カブス戦を戦っている時点で47本塁打と47盗塁を記録しており、史上初の50-50達成が視野に入ってきた。 ただ、同メディアによると「リンドーアは今季、 30本のホームランと84打点という素晴らしい成績を残した。彼のリーダーシップとフィールドでのパフォーマンスはメッツの成功に大きく貢献している。チームのファンはリンドーアが打席に立つたびに、シティフィールドでMVPと叫び、彼への支持と称賛を表した。メッツのファンは、リンドーアは毎日守備に就いているが、大谷はそうではないと指摘してリンドーアを擁護している」とし、リンドーアの方がMVPに相応しいと考える見方もあるという。とはいえ、同メディアは「メッツファンの異論にもかかわらず、ほとんどの専門家は大谷がMVP獲得の最有力候補であることに同意している。パワー、スピード、そして多才さを兼ね備えた彼は、MLBでもユニークな選手だ」と報じ、大半は大谷を支持していることを明かした。
ベースボールチャンネル編集部