連続テレビ小説『虎に翼』第88回より

　伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』（NHK総合／毎週月曜～土曜8時ほか）の第18週「七人の子は生すとも女に心許すな？」（第88回）が31日に放送され、寅子（伊藤）の同志・香子ことヒャンスク（ハ・ヨンス）が再登場。寅子に協力する活躍を見せると、ネット上には歓喜の声が集まっていた。 【写真】明日の『虎に翼』場面カット　判決の時を迎える寅子（伊藤沙莉） 　街で起こった放火事件の裁判を担当する寅子と航一（岡田将生）。ある日、検察は、被告人・金顕洙（許秀哲）が弟・広洙（成田瑛基）に宛てた手紙を証拠として提出する。朝鮮半島の言葉を検察側が日本語訳した手紙の中には“私が中を完全に燃やしてしまったせいで、心配をかけただろう”という一文があった。 　犯行の自白とも解釈できる一文をわざわざ弟に送ったことを不審に思った寅子はまた、手紙にあった“私が中を完全に燃やしてしまった”という独特の言い回しに不自然さを感じていた。 　手紙の内容をさらに検証する必要性を感じた寅子は、悩みに悩んだ末、学生時代にともに法律を学んだ“同志”に協力を要請。新潟で暮らす寅子の元に東京から、香子ことヒャンスクとその夫で裁判官の汐見（平埜生成）がやってくる。 　手紙を読んだヒャンスクは、検察側の日本語訳“私が中を完全に燃やしてしまったせいで”が、朝鮮半島にある慣用句を理解できていない誤りで、正確には“気を揉ませてしまったせいで”であることを指摘するのだった。 　手紙の中の誤りを指摘したヒャンスクの活躍に、ネット上には「さすがヒャンちゃん！」「ヒャンちゃんがいてくれてよかった」「新潟に来て寅子に協力するとは胸熱」などの声が続出。さらに「涼子様と玉ちゃんと会えたりするかな…」「ついでにライトハウスでハヤシライス食べていってよ～」とかつての仲間との再会を期待するコメントも寄せられていた。