エアコンの電気代がかかるので、土日は図書館にこもって「1日中」読書をしています。電気代はどれだけ浮きますか?
家電の電力使用量割合
夏は、エアコン(冷房)が電気消費の約40%を占めています。冬もエアコン(暖房)の電気消費が全体の17%と、最も高い割合を示します。したがって、電気代を抑えるためには、エアコンの使用を削減することが重要です。 ■エアコンの電気代を抑える方法(冷房) エアコンの電気代を抑える方法をご紹介します。 ・フィルターを定期的に掃除する エアコンの冷房機能は部屋の暖かい空気を吸い込み、冷たい空気に変えて放出しています。フィルターが目詰まりすると、空気の流れが悪くなり、エアコンが効率よく部屋を冷やせなくなります。2週間に1度の頻度でフィルターを掃除することで、電気代を節約できるでしょう。 ・室外機に日陰を作る 室外機が直射日光や地面からの照り返しにさらされると、放熱効率が低下し、電気代が増加する可能性があります。室外機を日陰に設置するか、植木や日除けを使って直射日光を防ぐことで、効率よく熱を放出できるようになります。ただし、日除けが吹き出し口を塞がないように注意してください。 ・エアコンと扇風機やサーキュレーターを併用する エアコンの冷たい空気を効率よく広げるために、扇風機やサーキュレーターを活用しましょう。扇風機をエアコンの風が当たる方向に向けることで、冷たい空気が部屋全体に広がりやすくなります。エアコンの設定温度を極端に下げることなく、快適な温度を保つことができます。
単身勤労世帯の場合、月に約992円電気代の削減ができる
単身勤労世帯の場合、月に約992円電気代の削減ができます。エアコンの電気代を抑えたいと考える人にとって、土日に図書館で「1日中」過ごすことは、電気代を節約する有効な方法です。 出典 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A e-Stat 家計調査 家計収支編 単身世帯・勤労者世帯 経済産業庁 今夏の省エネ・節電の取り組みについて 経済産業庁 冬季の省エネ・節電メニュー 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部