側道から合流する際のウィンカーを「右」「左」のどちらに出すべき?もし間違えて出した場合、違反になるのでしょうか?
高速道路利用時に、側道から本線に合流する際のウィンカーを右か左か、どちらに出すか悩む方もいるでしょう。実は、道路の状況によって出す方向が決まっています。間違うと違反になる可能性があるため、注意しましょう。 そこで今回は、基本的なウィンカーの出し方や出すタイミング、間違えた場合の罰則について解説します。 ▼ハンズフリー通話での運転は「違反」になる? ペナルティが発生する場合についても解説
基本的なウィンカーの出し方
車を運転中に「右」「左」どちらにウィンカーを出すべきか迷うケースがあるでしょう。ここでは、交差点と合流の基本的なウィンカーの出し方について解説します。 ■交差点の場合 道路交通法における交差点とは、十字路、丁字路、またそのほかの2つ以上の道路が交わる場所を指します。 交差点を右や左に曲がる場合は、その方向に適したウィンカーを出します。例えば、左折する場合は「左」にウィンカーを出して、近くを通行する車や歩行者などに知らせましょう。 ■側道から本線に合流する場合 例えば、高速道路の合流地点のように、側道から本線に合流する際、左側の車線から右に車線変更する場合は「右」ウィンカーを出すようです。 反対に、右側から左車線に合流するケースでは「左」のウィンカーを出しましょう。こうすることで、後ろを走行中の車に合流する意思を伝え、後方からの追突事故防止につながります。
側道から合流するケースではどちらのウィンカーを出す?
側道から本線に合流する場合は「右」のウィンカーを出すことが一般的です。ただし、側道から本線に合流する直前に「一時停止の標識」や「停止線」があるケースでは注意しましょう。 一旦停止の指示がある合流ポイントは、一般的な合流ポイントと同じように本線に合流しますが、交差点と見なされ左折となるため「左」にウィンカーを出す必要があるようです。 この場合、右にウィンカーを出して合流するとウィンカーの出し間違いとなるため注意しましょう。
ウィンカーを出すタイミングにも注意
ウィンカーを出すタイミングを間違えると、周囲の車や歩行者などに適切な合図ができず、事故につながる可能性があります。 例えば、右折や左折、Uターンをするケースでは、該当する地点の30メートル手前からウィンカーを出す必要があるようです。さらに、右左折やUターンが終わるまで出し続ける必要があるとされています。 また、車線変更をするときは、車線変更を行う3秒前にウィンカーを出すことが推奨されているようです。以上のタイミングを間違えると、合図不履行の違反となり、罰則を受ける可能性があります。