【NFL】キャリア3年目を迎えるにあたって自信を高める49ersのQBパーディー
一部の忠実なアイオワ州立大学ファンを除けば、パーディーがたどってきた道のりは、2022年の時点で誰にも予測できないものだったと言えよう。しかし、2022年シーズンのトレーニングキャンプを終えた時点で、ヘッドコーチ(HC)カイル・シャナハンはすでに、チーム内で最高のクオーターバックはデプスチャートの最下位に位置している選手かもしれないと、ほのかな疑念を抱いており、2022年シーズンが始まる時点でオーナーのジェド・ヨークに、パーディーがチーム内で最高のシグナルコーラーのように見えると伝えていた。
今年2月、シャナハンHCは第58回スーパーボウルを控える中で「ブロックはすぐにとても良くなった」と振り返っている。
「彼はどのレップスでも常に一定だった。彼は数回しかやっていなかったから、私にとってそう言うのは簡単なことだった。その数回で最高の状態を見せてくれたからね」
パーディーは出場機会を得た途端にシャナハンHCが正しかったことを証明し、チームメイトに強烈な印象を残した。それにより、パーディーはキャリア3年目を迎えるにあたって自信をつけているようだ。
キトルは「彼はオフェンスを指揮し、自分のものにしている」と話している。「それはカイルの仕事で、プレーをコールするのもカイルだけど、ブロックはみんなを自分の思い通りに動かしているし、それは見ていて本当に楽しい」
プレーコーラーとクオーターバックにとって、相乗効果は最も重要であり、パーディーとシャナハンHCを擁する49ersでは、間違いなくそれが生まれている。あとは、唯一の目標――スーパーボウル制覇――を胸に、昨季にやり残したことをやり遂げるだけだ。